天地創造の親

天道で礼拝している主神は、と天地創造の親である神であり、三界十方の中心として、すべての霊、すべての物事を司られる万霊真宰ばんれいしんさい明明上帝めいめいじょうていです。

その位は天地や万物の始まりである無極にあられて、天を開き、地を創造され、人および生きとし生けるものすべてのたましいを生み給うた道の母です。

またの名を「無生老」(むせいらうむ)、ラウム様とお呼びします。ラウム様は「無始」、つまり始まりのない存在で、宇宙が始まるよりも無限の前から存在されています。他に比べるもののない絶対唯一至高の神であり、霊の源です。

このお名前は、1843年に天道にのみ許された神人連絡法である「飛鸞宣化」にて、ラウム様自らが明かされたお名前です。文字で表記すると、漢字の母の文字を九十度傾けた形になっています。これは宇宙の根源である太極にも通じ、肉体の母を後天の母とするならば、「たましい」の母は先天の母という意味になります。

各宗教での創造神の呼び名

各宗教における創造神の呼び名は、地域や言語によって異なりますが、すべてラウム様のことを意味しています。

  開祖 創造神の呼び名
儒教 孔子 明明上帝・上天
仏教 釈迦 阿弥陀仏
キリスト教 イエス・キリスト 天父・エホバ
イスラム教 ムハンマド(マホメット) アッラー
道教 老子 天地生育之母
(神道)   天之御中主之神

ちなみに、神という文字はラウムを示すという意味があります。