天道と宗教
まだ人の心が美しかった原霊降生の時代には、人々は目、耳、鼻、口という感覚器官の他に、ラウム様に通じるたましいの玄関を持っていました。
しかし、だんだんと人の心が汚れていく内に、たましいの玄関は閉じてしまいました。釈迦、老子、孔子、キリスト、マホメットなど、聖人と呼ばれる方々は、厳しい修行や試練の末に、神仏よりの啓示を受け、たましいの玄関が開かれ理天界へと帰る法を得られました。
理天界へと帰られた聖人方々が説いた教えが基となり、後の世に宗教となって広まりました。宗教はそれぞれに聖人の素晴らしい教えでありますが、たましいを理天界へと救う天命そのものではありません。
天道
- 天命がある
- 得道
- 輪廻解脱する
- 霊心体の救い
- 理天(永遠の幸福)を得る
宗教
- 天命がない
- 求道
- 輪廻転生する
- 心体の救い
- 気天(一時的な幸福)を得る
宗教の元をたどれば天道
世界中にはたくさんの宗教宗派があります。素晴らしい教えを説いていますが、宗教を背景とした様々な争いは後を絶たず、本来の神仏の望まれるところから遠ざかっているのが現状です。かと言って、すべての宗教はまったく別のものではありません。その大本は天道を発祥としています。