天道がよくわかる本
3 九六億の秘密
全ての陰陽の霊を表わす
老様は寅の会に、私達九六億の原子霊の成長を願ってこの世に修行に出されました。このことは天道紹介で皆さんお聞きになってよくご存知のことと思います。それでは、この九六億という数はいったいどういう数なのでしょうか。
世界の人口は六〇億を超え、人口が一〇〇億を超える時代も近いとされています。さらにその他の生命体や霊界も加えると九六億を軽く超えてしまいます。
「九六億」という数字を良く見て下さい。9と6は同じ形がひっくり返っているだけです。二つの数字をくっつけると陰陽の太極の図に良く似ていると思いませんか。そうです。9と6は陰陽を表しているのです。すなわち、9は陽数「1・3・5」の合計で、6は陰数「2・4」の合計であり、それぞれ陰陽を表しています。そして「億」の字を見ると、にんべんに意、「人の意」となっています。すなわち九六億とは陰陽の人の意(霊)、全ての霊、または多く霊を生み出す元と、陰陽、アダムとイブ的な数字なのです。そして現在、計り知れない数の霊が生み出され、また分霊したり残化して粉々になってしまい、無数の霊の存在となっているのです。
しかし『原子霊』というように全ては老様の原なる子、老様の分霊であることに変わりはありません。
燃灯古仏さまが二億、釈迦古仏さまが二億を救ったと言われていますが、これも二を元に返す。「帰一」させるという意味合いがあり、残り九二億は白陽のこの時に私達の手で救って行かなければなりません。全ては母なる老様の元に収円し一つになって行きます。