天道がよくわかる本

32 三期と末劫

青陽期と紅陽期と白陽期


天地の開闢から天地が極まり尽きるまでの大きな宇宙の巡りを一元(十二万九千六百年)と言います。その一元の中に子から亥までの十二会がありますが、会が変わる度に気象をはじめとした大きな変化があります。さらにその中にいくつかの期間があり、その期ごとに平和な時代と劫があります。このように平和な時代と劫の時というように、いくつかの波を越えてここまで来ました。
 今は天地の開闢から六万年以上を経過した時であり、午の会と未の会の変わり目に来ています。この時に三つの期間があり、またそれぞれに劫があります。
 第一期は青陽期と言い、紀元前二九〇〇年ごろから紀元前一一〇〇年ごろまでの一八八六年間です。この時は九つの大きな災いがありました。特に洪水等の水による災害が多かったため、「竜漢水劫」と言います。ノアの方舟時の大洪水もこの時のものだと言われています。この時代は季節で言えば春に当たり、青い色を最上として、好んで青色が使われていました。また蓮で言えば葉の時であり、神仏への拝み方も蓮の葉を模して片手で行なう時代でした。
 第二期は紅陽期と言って青陽期の終りより西暦一九〇〇年(明治の中期頃)までの約三〇〇〇年間です。この時は戦火等、十八回の大きな災いがあったため、「赤明火劫」と言います。この時代は季節で言えば夏に当たり、赤い色が好んで使われました。また蓮で言えば赤い蓮の華であり、拝み方も両手で拝みます。
 第三期は白陽期であり、今の時代がそうです。この時代は一万八〇〇百年間続き、白陽地上天国と呼ばれる平和な時代に入りますが、しかし平和な時代を創るには、今までの因業の清算が必要となります。九九八十一の水火風による大災難がおとずれるとされます。特に風による災いが大きなため「延康風劫」と言います。第二次世界大戦、そしてそこで使われた原爆による爆風等による災いはその一つであると言われています。この時代はすべてを根源に返すという意味で蓮の根、すなわち白い蓮根に象徴されます。天道の拝み方が手を重ね下に手を着くのは蓮根を表わしているのです。
 この劫は人類の作ってきた因業により起こります。積み重なった因業を清算するため降されます。しかし同時に道という救いも降されております。今、三期の最後におとずれる末劫と呼ばれる最後の大清算の時に入っています。この末劫を如何に小さなものとし、いかに素晴らしい白陽時代を創るかは、今の私たちの供養、すなわち如何に多くの霊を救い、因業を良いものとして行くかにかかっています。より良い未来を築くためにも今を精一杯頑張りましょう。


[ 一覧へ ]