先祖供養・祈願成就

私たちがこの世に命を受けることができたのは父母のおかげです。また、時代をさかのぼれば、たくさんのご先祖様があり、つないでくれた命のバトンによって、私たちは生きています。

すでにこの世にいないご先祖様であっても、そのたましいは不滅であり、この世に生きている私たちとはとても濃い縁で結ばれていますから、気天界や地獄界などの霊の世界からこの世にいる子孫に様々な影響を与えます。

ご先祖様の良い導きとお守りを得ることができれば、私たちの人生は良い方向へ運気が開かれていきます。日々お守りいただいているご先祖様に感謝することが大事です。

反対に、苦しみの世界にいるご先祖様は、なんとか助けて欲しいと私たちに縋ってくることがあります。時には足を引っ張られてしまうこともあります。物事が良い方向に行かない場合、先祖を供養することが大事です。

地獄の底で苦しむ霊、魚や虫になってしまった霊でさえも、すべてはラウム様の分け御霊であり、私達のたましいの兄弟です。

天道には、理天界へと昇ることができる得道という究極の救いがありますが、それは象天界、つまり、形ある世界に人として生まれ、そして道に縁ある人しかそれを得ることはできません。

気天界、地獄界など、霊界にいるご先祖様に対しても、上天ラウム様は御慈悲により、救いの道が開かれています。

霊界にいるご先祖様を「得道」と同じように、ラウム様の待つ理天界へと救い上げることができる方法、それが「修霊超度」です。「修霊超度」によって霊が理天界へと救われるためには、功徳を積むことが必要になります。そのために護摩木、護摩符などの先祖供養・祈願成就の道具があり、天道では一年を通して様々な護摩壇が焚かれます。

護摩木、護摩符を書き、護摩壇でお焚き上げすることによって、ご本人の願い事を成就へと導くことはもちろん、ご先祖様の罪業を消滅させ、功徳となっていきます。