先祖供養の大事
先祖供養は人の道
天には天に至る道、地には地に延びる道、そして人には人の道があります。人の道とは、人として善い行いを積んで善徳を立てることで、五常(仁義禮智信)八徳(孝悌忠信禮義廉恥)を修めること、また四恩(天地への恩、国土への恩、父母への恩、師友への恩)に報いることです。
私達は、ご先祖様の「徳」をいただいて、この世に生を受けました。今私たちが生きているのは、父母、そして代々のご先祖様のおかげです。八徳の中の「孝」、四恩の中の「父母への恩」に報いるとは、父母に対して、また先祖に対しての感謝を表すということです。
今は亡きご先祖様は、霊界にあっていつも私達を見守ってくれています。感謝とともにご先祖様を供養させていただきましょう。
道に出会えた感謝を込めて
得道すれば、死後必ず永遠の極楽世界である理天界へと救われます。道を得られる時代に、また、その御縁に導いてくださったご先祖様に感謝いたしましょう。
今、迫り来る末劫の中、ラウム様の大慈大悲によって救いの道が開かれ、縁ある誰もが得道できるようになっていますが、普伝が開かれる前の時代に救われた人は本当にごくわずかでした。
私達をこの世に送り出すために命を繋いでくださった、いまだ救われていないご先祖様も共にラウム様の待つ理天へとお救いすることこそが、子としての最高の恩返しになります。
先祖供養
天道の目的は、すべての霊を理天へとお救いすることです。救霊において、最も基本となるのが、ご自身の先祖供養です。
一般的な先祖供養は、お墓参りをしたり、仏壇に拝んだりして、真心を表すものです。天道では、それに加えて、護摩木、護摩符を始めとして、五聖の道具によって霊界におけるご先祖様の積徳滅業の場を提供し、苦しみよりご先祖様を解き放ち、最終的には「修霊超度」、「祖霊超抜」によって、 共に極楽理天界へとお救いさせていたただくことができます。